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  朱蒙(チュモン)
     ・・・高句麗建国、初代王

  高句麗王の系図


 私にとって忘れられないドラマで、
 韓流ドラマを見はじめるきっかけとなった。そして、はまった(笑)。





 上、中央:チュモン役のソン・イルグク。チュモンの左:ソソノ役のハン・ヘシン
   チュモンの右:ユファ役のオ・ヨンス
 左端:クムワ王役のチョン・グァンリョル。右端:テソ役のキム・スンス


 ドラマを見ていて私の知識の浅さから、
 高句麗と扶余について、特に扶余は高句麗の南に接すると勘違いしていた。
 扶余は北方にあり、南は百済になる。

 ドラマでもイェソヤに王妃の座を譲った
 ソソノが子供たちと南行する(百済建国)。

 扶余が北方にあるなら、扶余を建国したのは騎馬民族か?
 チュモンが高句麗を建国したから彼も。
 ドラマで、チュモンたちの騎乗姿がとても良い。
 俳優さんたちは騎馬民族の末裔か、なるほど!

 騎乗姿


 ところで、日本でも「騎馬民族征服王朝説」があったと記憶している。

 チュモンの<三足烏>は、
 神武東征の際、熊野に上陸~大和目指す神武に現れた<八咫烏>と同じか。
 吉祥のシンボルとして日本に伝承された?
 私は熊野古道を歩き、八咫烏を見た。
 高句麗の神話が日本に伝承されたのか。

 八咫烏


 高句麗といえば、広開土王(好太王)の碑があり、
 両国(日本は倭)とも、相手に関心を持っていたのは確かだと。

 高句麗と周辺の関連図?を見つけたので掲載。
 (ただドラマとの関係は分からない)

 関連図


 このドラマは見飽きない。
 男優陣が素晴らしいし、女優陣も美しい。

  <男優>編
 
 配役
  チュモン・・・.ソン・イルグク(=「風の国」のムヒュル役Mも)

 チュモン :息子のユリと。
  ユリはチュモンが父と知らずにいたが。やがて高句麗2代王となる

  テソ  ・・・ キム・スンス
   
 テソ :チュモンの宿敵。クムワ王に代わって扶余の王となる。
  余談どおり、在世は長い。高句麗を支配下に置こうとする。

  クムワ王・・・チョン・グァンリョル
 クムワ :ヘモスと共にタムル軍の指導者だった。
  しかし、ヘモスの恋人ユファへの想いから、ヘモスとの友情は複雑。
  へモスの死後、ユファを側室とし、チュモンを育てる。

  ヘモス ・・・ホ・ジュノ
 ヘモス :漢に滅ぼされた<古朝鮮>の復活を願い、タムル軍を率いる。
  漢軍と戦い、河伯(ハベク)族の娘ユファに救われる。
  やがてユファと恋人になり、チュモンが産まれる(ヘモスは知らない)。

 ヘモスとチュモン :漢軍に殺されたはずのヘモスは生きていた。
  盲目となったヘモスは山の牢獄に幽閉されていた。
  巫女のヨミウルが扶余のために幽閉した(漢に生存を知られないために)。
  実の父と知らずに、チュモンは武術をヘモスから習い、
  軟弱な王子から逞しい王子に成長する(まさにチュモンの誕生)。


 <談> :ドラマだから史実と違う(笑)素朴な疑問。
  「チュモン」と「風の国」からのテソ王、一体何歳だろう?
   チュモン~ユリ~ムヒュル、3代の高句麗王と対決したテソ王は、
   チュモンより年上でムヒュルによって死ぬまで生きた。

  <女優>編

 古朝鮮の流民を救済するというヘモス将軍とチュモンの大業に、
 女性たちが命がけで尽くす。そのけなげさに<いいね!>したい。
 脇をかためる女優さん、ドラマで仇役となった女優さんたちにも<いいね!>。

 配役
  ソソノ  ・・・ハン・ヘシン
   凜とした美しい容貌。
   チュモンに恋し、彼に役立つようにと商団を率いる気丈な役柄にぴったり。
 ソソノ

  ユファ  ・・・オ・ヨンス
   ヘモス将軍の恋人。河伯族長の娘。
   息子チュモンのために命がけ。
   宮殿内の敵対勢力(王妃、テソ、ヤンソルランら)にけなげに立ち向かう。
   母親役ではもったいない美しさ。
   ドラマ「赤と黒」のテラ役では、
   スタイル抜群の容姿を見せる!(現代劇ならでは)
 ユファ

  イェソヤ ・・・ソン・ジヒョ
   ハンベク族長の娘。チュモンを救った縁でチュモンと結婚。
   しかし、ユファと共に宮殿で人質同然となる。
   イェソヤ役の悲しそうな表情がいい!
   クムワ王が復権してチュモンと再会するシーンでは、
   無言でチュモンを見つめ、かすかに笑みを浮かべ目が輝く。
   静かにチュモンを迎えるこのシーンに<いいね>したい!
   宮殿から逃げて、一人で息子ユリを育てるために苦労するが、
   ユリをチュモン会わせたいと望み、芯の強さを見せる。

 イェソヤ
 イェソヤとユリ

  プヨン  ・・・イム・ソヨン
   神殿の侍女。軟弱な王子チュモンにちょっかいを出される?が、彼を大切に思っている。
   神殿を追われて、チュモンの部下となるオイに助けられるが、結局扶余を去る。
   何とも不幸な運命。彼女の悲しげな表情も良い。

 プヨン


  ヤンソルラン ・・・パク・タミ
   玄菟城の太守ヤンジョンの娘。テソに嫁ぐ。ユファやイェソヤに敵対する。
   このドラマでは憎々しげな仇役。でも、イェソヤ役のソン・ジヒョさんとは撮影の合間に、
   一緒に食事する仲だそうです。

 ヤンソルラン :右・ヤンソルラン、左・ソソノ



 その他、相関図からキャストを見る(1~24話では、イェソヤヤンソルランがいないけれど、見やすい)。



 上の相関図では、ヨンタバル商団のサヨンとチュモンの部下ヒョッポの関係がおもしろい。
  サヨンはソソノの相談役で女性的な容姿。ヒョッポはヒゲ面で髪ボサボサ。現代風にはホモ。
  サヨン役のペ・スピンは、ドラマ「トンイ」ではトンイの兄役だった(気づかなかった)。

 サヨン :ソソノの後ろ


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