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  萬福和合神
    ・・・北斎の最後の春画という。


 和合神は<夫婦和合>を見守る神のようだ。

 


 また、北斎は江戸の<性具>もついでに紹介している。
 その効能はどんなものかなぁ。
 



 「第1冊」
 物語のあらすじは、<おさね>と<おつび>という二人の女の生涯を三冊本で描く。
 二人は、生まれも育ちも全く違う。
 おさねは裕福な両親(沢山有助とおすけ)の間に生まれ、
 おつびは隣家の貧乏な両親の間に。
 二人の両親とも性交を楽しむ。
 裕福な親は<性玩具>で、貧乏な親は金柑やかんぴょうで代用。


 下図、左・おつび 右・おさね 十三歳の姿。

 


 十三歳になったおさねは両親をのぞき見て、思わず自慰にふける。

 


 他方、十三歳のおつびは奉公に出され、近所の男二人に犯されてしまう。

 


 性に目覚めた二人は、性の遍歴を始める。
 おさねは丁稚と、また、屋敷の奉公先で色之助と、
 そして妊娠してしまう。
 おつびは別の奉公先で夜這いをかけられる。



 「第2冊」(準備中)


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