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天空
・・空を見上げると。
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オリオン座
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*<スーパームーン>を掲載
1,綿雲
この綿雲はなんだかヒトの顔に見える。
下界をのぞき込んで、何を睨んでいるんだろう?
*左側に目と鼻と口があるようだ
また、雲海のような綿雲があった。
鰐淵晴子主演の映画「ノンちゃん雲に乗る」の雲のようかな。
雲海のような
2,ハレーション
9月7日夜、上空を見上げると、
月の周りにハレーションがかかっていた。
よく見ると、雲の切れ間から月が光を放っていて、
雲に赤茶色ぽい色彩をつけているようだ。
さらに1時間過ぎぐらいに見上げると、
雲の間からハッキリと見えるようになった。
ハレーション2
3、満月
私は夜空の星を見るのが結構好きだが、
東京の夜は<満天の星>とはいかず、寂しいものだ。
しかし、満月を見ると、なんとなく心安まる。
それで、たまに写真を撮る。
5・8フルムーン
12月12日、満月を撮るために夜空を見上げる。
冬には庭の小動物が見当たらず、
シャッターチャンスもなかった。
一応、こんな感じかなと。
4、オリオン座
1月~2月にかけて、冬の南の空にオリオン座が見える。
もちろん、雲一つ無い晴天の夜空といえども、
<東京じゃあな>と思うが、かすかに見える。
オリオンの腰の三つ星を目当てに、南の夜空を見上げれば良い。
しかし、私の撮影技術じゃ真っ暗に映るだけなので、
図鑑などを頼りにした。
肉眼では、上方の主星・ベテルギウスはよく見えるが
一列に並ぶ三つ星はかすかに見えるだけ。
*上の写真のようにはとても見えない。
そして、不思議なことは、オリオン座の星々の間に
蜘蛛の糸のような白い線が多数見えたこと。
錯覚かなと、目をこらすとやはり見える。
暗闇に中では、光るもの(星)の間に、
<光析>が生じるのか?
*<光析>と私自身のために命名した。
オリオン座の星の名前や周囲の星座名も分かる。
左上に赤っぽい色のベテルギウス。
右下に青白く光るリゲルの二つの一等星。
真ん中辺りにはキレイに三つの星が並ぶ。
オリオン座の名称
*こいぬ座は、振り上げた棒の横にある。
また、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウス、
オリオン座のペテルギウスを線で結ぶと大きな三角形ができて、
これが<冬の大三角>と呼ばれる。
5,オリオン伝承
オリオン座は世界各地で見えることから、
古代のオリエント、エジプト、中国など諸文明の伝説になっている。
ここでは、ギリシア神話を採り上げる。
巨人オリオンは海の神ポセイドンの子で優れた猟師で、
二匹の猟犬(おおいぬとこいぬ)を伴って狩に出かけていた。
オリオンは「この世に自分が倒せない獲物はいない」と驕っていた。
あるとき、このことが大地の神ガイアの耳に入ってしまい、
怒ったガイアは、毒サソリを放ちオリオンを毒殺してしまった。
こうして、毒サソリは夜空のさそり座となった。
オリオンの死を知って嘆き悲しんだのが、
恋仲であった月と狩の女神アルテミス。
アルテミスは大神ゼウスに願い、オリオンを夜空に上げてもらう。
こうして、オリオンは星座になった(おおいぬとこいぬも星座となる)。
オリオン座は冬の間、空高いところで威張っているが、
さそり座が東の空から上ると、こそこそと西の空に沈み、
二つの星座が夜空に並ぶことはない。
<別伝>では、
恋仲のオリオンとアルテミスだが、
アルテミスと双子の神アポロンは、二人の恋を認めなかった。
嫉妬に駆られたアポロンはサソリ使い、
オリオンのかかとを切らせると、オリオンは海中に逃げた。
そして、アポロンはアルテミスを騙して、
水中から頭を浮かべたオリオンを矢で射させ、殺させた。
ついでに、ギリシア神話注解のページに掲載した
神話に基づく12星座にリンクを貼る。
12星座
6、夏の大三角形
夏の日、雲のない晴れた夜空を見上げると、大三角形の星が見える。
東京の夜空ではほとんど星が見えないが、この三角形は分かる。
「一番明るいのが、こと座のベガ(織姫)で、
その右30度ぐらい上方に目を移すとはくちょう座デネブ。
デネブの上方、ベガとデネブの距離の3倍ぐらいに目を転じると、
わし座アルタイル(彦星)が見える。」
と、私は見てるのだが、ネットで見る写真ではどうも違う。
しかし、東京の夜空を見上げる私には上記のように見えてるのだが。
七夕の星、織姫と彦星の間には天の川があるのだが、肉眼では見えない。
デネブが天の川の中にあるらしい。
星の三角形をカメラで撮るには、ちょっと離れすぎていし暗すぎるので、
私の技量では残念ながら掲載できなかった。
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